2011年7月、
日本のクラウドファンディング黎明期に
いち早くスタートしたMotionGalleryは
遂に4年目に突入!
みんなの応援で生み出された
クリエイティブなプロジェクトと
MotionGalleryの3年間を
振り返ります。
14,916The Number of Collectors コレクター人数
178,429,576pledged 応援金額(円)
この3年間で1億円近い応援が映画製作に届きました。また、映画・音楽・出版というクリエィティブの制作に加え、コミュニティーデザインにもみなさまの応援が届いているのが分かります。
映画
MotionGalleryは、スタートした2011年の当初から、世界的な映画監督・映画作品のファンディングに携わり、コレクターの皆さまと一緒に日本そして世界の映画祭に作品を送りだしてきました。
キュレーションページでもタイアップしている東京国際映画祭のスプラシュ部門作品賞を受賞した『ももいろそらを』(小林啓一監督)、『タリウム少女の毒殺日記』(土屋豊監督)や、カンヌ国際映画祭コンペティション部門ノミネートの『Like Someone in Love』(アッバス・キアロスタミ監督)、カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門ノミネートの『隕石とインポテンツ』と、MotionGalleryから誕生した映画作品は、東京国際映画祭(6作品)や、釜山国際映画祭(1作品)、ロッテルダム国際映画祭(4作品)、モントリオール世界映画祭(1作品)、サンダンス映画祭(1作品)ナント三大陸映画祭(1作品)、そしてカンヌ国際映画祭(3作品)と、世界的な映画祭に続々と羽ばたいています!
24長谷川成明 様
愛知県
First collection: 舞台「学校に原発ができる日」の公演+DVD化プロジェクト
MotionGalleryとの最初の出会いは、舞台「学校に原発ができる日」のプロジェクト。「演出・プロデューサーの熱意はもちろん、本作品内容が、震災後の日本を学校に置き換えて皮肉った舞台公演を行うと同時に、その公演映像をDVD化するとのことでしたので、公演も興味深いのと、公演会場が遠方で観に行けないため、公演の実現とともに、ソフト化された映画を是非視聴したいと思った」事が始まりでした。その後24ものプロジェクトを継続的に応援いただき、「募集理由はプロジェクトによって様々あり、まず賛同出来るのが第一ですが、特典もユニークだったりそれぞれ特色があるので、自分に合ったプロジェクトの支援を選べるため、成功させたいと思うプロジェクトは今後も支援していきたい」とコメントいただきました。長谷川様の様に文化や社会に強くコミットされている方々に支えられているMotionGalleryは、この3年間で最も数多くのプロジェクトに支援頂いたコレクターの1人として表彰させていただきます!
MotionGalleryさんはプロジェクトの種類が豊富で多方面から選べるのが良いです。アップデート記事での進行状況や、特典であります、ソフトやサイン入りポスターも送られてきたことで、より一層身近に感じ、共に味わったような達成感が得られますかね。
19杉本穂高 様
神奈川県
First collection: カンヌ映画祭・ベネツィア映画祭を制覇した巨匠キアロスタミが、
新作『Like someone in love』を日本で撮る!
MotionGalleryが2011年7月にスタートし、その最初のプロジェクトとなった「カンヌ映画祭・ベネツィア映画祭を制覇した巨匠キアロスタミが、新作『Like someone in love』を日本で撮る!」。日本ではまだ殆ど知られていなかったクラウドファンディングという仕組みでの映画製作支援に、いち早く参加いただき、応援頂いたのが、次世代の映像メディアとビジネスについて考えるブログ「Film Goes With Net」の管理人でもある杉本様でした。プロジェクトが見事目標を達成し、その経緯に注目が集まりメディアの取材が入った時にクラウドファンディングの実体験をコメント頂いたのも杉本様でした。
その後、MotionGalleryで数多くの映画プロジェクトに応援をいただき、映画の制作や配給上映にご支援頂いていると共に、2014年4月26日にオープンして話題となっているアミューあつぎ映画.comの副支配人としても、映画を盛り上げていらっしゃいます。杉本様の様に文化や社会に強くコミットされている方々に支えられているMotionGalleryは、この3年間で最も数多くのプロジェクトに支援頂いたコレクターの1人として表彰させていただきます!
始めてコレクターになったプロジェクト「カンヌ映画祭・ベネツィア映画祭を制覇した巨匠キアロスタミが、新作『Like someone in love』を日本で撮る!」では、撮影現場の見学もできましたし、完成試写会に行った時は、自分の作品のような感慨が持てました。
映画の多様性のためにもMotionGalleryさんは必要な存在だと思っています。自分自身、映画への関わり方がMotionGalleryさんを通じて変わった気がします。見るだけではなく、参加意識を持って映画を体験できるのは新鮮です。
「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」を、世界に先駆けて日本で劇場公開!実現のためのご支援をお願い致します
カンヌ映画祭・ベネツィア映画祭を制覇した巨匠キアロスタミが、新作『Like someone in love』を日本で撮る!
飯野賢治企画・原案のゲーム KAKEXUN(カケズン)制作プロジェクト
レジェンドオブやなな
風営法問題を通して様々なミュージシャン達が、クラブ、ダンス、そして日本の音楽の未来について語るドキュメンタリー映画「SAVE THE CLUB NOON」
HiroshimaからFukushima 肥田舜太郎医師95歳の肖像内部被曝の告発者、肥田舜太郎先生の活動を記録する映画の製作にご協力を!
『BELLRING少女ハート六次元ギャラクシー』応援プロジェクト
シンガーソングライター山根万理奈のニューアルバムを制作します
異色の3人の活躍を描く日本酒ドキュメンタリー「KAMPAI」制作支援のお願い
coscase:コスプレイヤー御用達キャリーケース
MotionGalleryの中でも特に大きな金額を集めた上位10プロジェクトは、正にパーマネントコレクションとも言うべき珠玉のクリエィティブ。日本記録を打ち立てた映画『ハーブ&ドロシー』、MotionGallery初のプロジェクトとなりカンヌのコンペティションにも選ばれた巨匠キアロスタミの傑作『Like someone in love』、そしてゲームプロジェクトとしての日本最高記録プロジェクト『飯野賢治企画・原案のゲーム KAKEXUN(カケズン)』、コスプレーヤーの中で熱狂的な支持が広がった『coscase』等、大きな話題となったプロジェクト達。クラウドファンディング中だけでなく完成した作品でも大きく話題となり、評価されたものが多いのも、クラウドファンディングが新たなファンと作品との関係を生み出しつつある証左かもしれません。
「子ども新聞プロジェクト」 【第一弾】被災地に学ぼう!プロジェクト
情報社会の「イマ」を切り取るインターネットヒーロードラマ『現実拡張 スマホ仮面』スペシャル制作
芸能活動15周年を迎える相沢まき。初のリリースを支援お願いします!!
ご当地キャラ約40体が見送る「やななの卒業式in関東」、埼玉県志木市民会館で開催!
北沢綾香ファーストアルバム制作プロジェクト
ソノダバンドの新作アルバム「火の玉」をアナログレコードで制作!アナログならではの音を伝えたい!
レジェンドオブやなな
『BELLRING少女ハート六次元ギャラクシー』応援プロジェクト
シンガーソングライター山根万理奈のニューアルバムを制作します
映画「ねぼけ」ロケ費用サポートして下さい!(宮崎・海のシーン&落語の寄席シーン)
「想定もしていなかった応援が集まりびっくり!」そんな嬉しいサプライズが有るのもクラウドファンディングの特徴です。プロジェクトへの共感がどんどん広っていけば目標としていた金額以上に潤沢な予算で制作に取り組めてしまうかもしれません。400%越えを実現した事でVFXにより一層力を入れる事が出来た『現実拡張 スマホ仮面』や、アルバム制作費の一部を集めるつもりが、総製作費に近い額が集まってしまった『相沢まき』さんや『北沢綾香』さんの音楽プロジェクトなどなど、クラウドファンディングはプロジェクトの可能性をも広げていきます。
『トスカーナの贋作』でジュリエット・ビノシュにカンヌ国際映画祭主演女優賞をもたらした巨匠アッバス・キアロスタミは、敬愛する小津安二郎の地・日本で映画を撮る事を長らく切望していた。東日本震災により一旦中止になりかけたものの、クラウドファンディングが企画を再度動かす原動力となり、映画『Like Someone in Love』は日本で初めてクラウドファンディングによって誕生した映画となると共に、カンヌ国際映画祭を沸かせる程の傑作になった。
(C)mk2/eurospace
映画
2013年2月に急逝した稀代のゲームクリエイター飯野賢治氏が生前に提案した最後のゲーム『KAKEXUN(カケズン)』。飯田和敏氏、佐藤直哉氏、江口勝敏氏を始め、生前の盟友が結集し、企画書の中で眠っていたこのゲームに息を吹き込み具現化したいという想いが生まれる。その想いは、国内のゲームプロジェクトの最高金額550万円を集める程の広がりを見せ、実現に向けて大きな一歩を踏み出した。
「宇宙を遊べ 世界を解け!」。
ゲーム
再生回数550万回を超えるに至ったYouTubeへの動画投稿をきっかけに、2011年メジャーデビューしたシンガーソングライター山根万理奈は、活躍の場を再びインディーズに移し、自分の世界観と向き合った作品づくり・ライブ活動でのファンとの交流を深めるなど、インディーズだからこそ向き合える音楽表現に取り組んでいます。メジャーでは出来ない音楽を、メジャーと変わらないクオリティでファンに届ける。そんな創作環境が生まれつつあります。
音楽
銀座テアトルシネマを始め、閉館のニュースが相次いだ『ミニシアター』は各地で存続の岐路に立っています。
何故ならば映画館はいま、映画業界の急激なデジタルへの移行によりデジタル化を迫られています。今後すべてDCPと呼ばれる形式での配給となり、対応したデジタル映写機を導入しないと映画館として存続することが出来ない一方、その設備投資の元手の問題を各地のミニシアターは抱えています。存在意義すら疑問視される風潮もあった中、その映画館に想い入れのある全国の人から「文化拠点であるというミニシアターの存在意義」を表明するお金をクラウドファンディングで集め、見事にDCP化、そして存続を決めた映画館が、川越スカラ座、そしてシネマ尾道でした。その動きは映画界のみならず日本全国で大きな話題となりNEWS23(TBS)にも取り上げられる程の話題になりました。
コミュニティ
https://motion-gallery.net/projects/k-scalaza
https://motion-gallery.net/projects/cinema-onomichi
「生きるように働く」をテーマにした求人情報を届ける日本仕事百貨、「ほしい未来をつくろう」というコンセプトで自分の未来を自分の手で切り開いている人たちを紹介しているgreenz.jpが一緒に、たくさんの人が参加できる、リアルな場をつくったら...。そんな夢は多くの人の賛同と共に虎ノ門に具現化しました。
「もう一つの肩書きを持てる場所」をコンセプトに、憧れの職業を試せる場所であり、そして、みんながつながり、あたらしい生き方を学べる場所としてリトルトーキョーは今でもまちづくりが進行中です!
コミュニティ
ネパールや石巻で女性の仕事を創る化粧品ブランド『Lalitpur(ラリトプール)』は、デザイン/エコロジー/コミュニティーを横断した新たな取り組み。2013年は『Lalitpur(ラリトプール)』自体の立ち上げ、2014年は季節毎に商品をお届けするSeasonal Coffret(ネパールやハーブについてのbook付き)、そして待望のMen’sラインの立ち上げと、クラウドファンディングを通じて集まった社会からの応援をベースに活躍の場を次々と広げています。
プロダクト
https://motion-gallery.net/projects/lalitpur
https://motion-gallery.net/projects/lalitpur_2
2008年から約5年...『週刊漫画Times』にて不定期連載を行ってきた『ムショ医』の連載終了が決まるとともに、漫画家佐藤智美さんには「こんな話も描きたかった」「あんな話も本当は読んでもらいたかった」という衝動が沸き起こります。しかしそれは著者だけの想いではありませんでした。クラウドファンディングを通じて漫画界”初”のアンコール作品となった続編は「自分も続編作品が読みたい!!どうしたらいいですか?」という声が沸き起こる話題作となっています。
本
シビウ国際演劇祭より「特別功労賞」を受賞した安田雅弘率いる山の手事情社の演劇は世界で評価されています。しかし一方で、彼らが舞台にしている世界の演劇と比べ日本の舞台芸術環境は信じられないほど貧しい事に強い問題意識を抱え、まずは楽しみながらも世界の演劇を多くの人に知ってもらうために海外公演の映像化プロジェクトを立ち上げました。
演劇・ダンス
最終的に1,500万円という金字塔を打ち立て、日本のクラウドファンディングのレジェンドとなった「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」。前作で異例のロングランを記録した日本のファンにいち早く、一人でも多くの人に作品をどけるという目的の達成はもとより、腰を据えて映画制作が出来る金額1,000万円を日本で達成する事で、アメリカでは既にインディペンデント作家の制作手法として主流となっているクラウドファンディングを日本でも根付いていくための大きなマイルストーンとなりました。
映画
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2011年からの3年間、MotionGalleryは
素晴らしいクリエィティブな作品やプロジェクト、
そしてそれを生み出すクリエーターの皆さまと
歩みを進めて来ました。
次の3年間も、
クリエィティビティの制約をお金から共感に変え、
芸術的・創造的なプロジェクトの可能性拡大を目指し、
みなさまと一緒に
新しいクリエィティブ・新しいアイデアを
広めていきます!